融雪剤×ドローンの実験について
皆様こんにちわ!
太平自動車学校と
八郎潟太平自動車学校の
秋田太平ドローンスクールです。
今回は、融雪剤とドローンの実験についてレポートします。
弊社の協力企業様より、「ドローンを使用して融雪剤を散布出来ないか?」との質問がありました。
実際に、散布した例はあり、調べてみようという事でいきなり住宅屋根からではなく、屋根材質を使用して実験する事になりました。
ガルバリウム鋼板です。世間一般的に使用されている屋根材になります。
上記のミニ屋根は卒業生様に無理を言って作成してもらいました💦
ありがとうございます!
使用する融雪剤はこちら
NANRU【ナンラ】
塩化カルシウムなどの錆び成分を特殊コーティングする事で、屋根などにダメージを残さないという製品になります。
融雪剤のデメリットは、融解度が高い代わりに塩害被害に合ってしまうことが挙げられます。
用意した屋根材は約0.7㎡なので、それに対し、100gを散布してみます。
積雪が多かったり、圧雪になっている時はg数を増やして散布していいみたいです。
散布1時間で2~3㎝融雪されているのが確認出来ます。
写真では分かりづらいのですが、かなりの量の水が垂れております。
恐らく傾斜付きの屋根であればずり落ちてきている可能性があります。
※デモ実験の為、今回は傾斜を付けず平にして融雪度をチェックしています。
散布から4時間後になります。
確実に減ってはきていますが、半日での完全除去は無理のようです。
しかし、確実に融雪度は認められました。
1日が経過しました。
1日経過すると完全に除去されております。
外気温としても低いままであったので外気温のせいで溶けた訳ではなさそうです。
確実にNANRUが効いたと判断出来ます。
ただ、問題は錆びが生じるかです。
1日経過したぐらいでは錆びが発生しているか不明なので、このまま屋外に年明けまで放置し、確認したいと思います。
今後、経過良好と判断した場合には実際にドローンより散布実験を重ねていきたいと思います!
暖冬気配で雪残ってるかな・・・。
実験にお手伝い(施設の提供)してくれる方がいらっしゃいましたら是非お声掛けください。
無償で行わせて頂きます。
またの報告をお待ちくださいませ~