未来のドローン、Fly Cart30
皆様、こんにちは!
秋田太平ドローンスクールです。
本日は、物流ドローン「Fly Cart30」の実証レポートになります!
先日、秋田市某所で初のドローンによる運搬業務を実施しました。
業務依頼にいたる背景としまして、
6階建ての工場の屋上に機材を運ぶという依頼でございました。
こちらの6階には電気制御盤があり、毎年その電気制御盤の年次点検があるとの事です。
エレベーターが工場内にない為、検査機器(約20キロ)を持って6階まで運ばなければいけないという検査業務とは別の作業が発生していたそうです。
運び終える頃には体力が減り、一旦休憩を入れてから作業に取りかかる為、効率も悪かったそうです。
そのような背景から弊社の運搬ドローンへの依頼をされたとの事でした。
地上に操縦者と補助者の2名、屋上に操縦者と補助者の2名、中間地点に監視補助者1名を配置して作業に取りかかります。
なぜ、地上と屋上に操縦者2名を配置するかというと、このFC30という機体のコントローラーはスイッチ押すだけで操縦者を入れ替える事が出来るんです。
2オペレーションというやつですね。
地上の操縦者が荷物を吊り上げて、屋上の操縦者が荷物を吊り下げるという形をとることで安心安全に運搬業務を遂行していきます。
そこに監視の補助者や荷物積み卸ろしの補助者を配置することで作業の手間も効率良く行います。
バッテリーが大体20分程度しか持たないので、無駄な動きはしないように各自がしっかりと役割を果たしていきます。
作業自体はおよそ1時間で完了(屋上へ運搬と地上へ運搬を合わせて)しました。
作業時間だけ見ると、簡単そうに見えますがそこにたどり着くまでに許可や申請、入念な打ち合わせ、ミーティング、飛行訓練、現場下見などを繰り返しております。
今後、弊社としてもしっかりと業務化を目指していきます。
一度見てみたい、どのような物が運べるのか知りたいなどがありましたらお気軽にご相談くださいませ。
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