横手市役所の外壁調査

ドローン情報

皆様、こんにちは

秋田太平ドローンスクールです。

長らくブログを放置しておりました…

SNSはこまめに更新してるのですが笑

さて、この度、秋田太平ドローンスクールでは行政建物の点検に携わらせて頂きました。

横手市役所

建設36年

従来は、目視や打診での検査がメインでしたが、老朽化をしてきている事もふまえ、今回はドローンを使用しての可視点検及び赤外線点検を実施させて頂きました。

担当者様から大きな期待を寄せられてのドローンなので気合いが入ります。

ただ、2日を予定していた撮影期間が雨で流れてしまい、実質1日での撮影。

腕が鳴ります笑

横手市役所付近はDID地区(特定飛行)に該当する為、しっかりと安全対策をしていきます。

立入禁止区域の設置や交通誘導員の配備。

ドローンの最大のメリットは足場架設やゴンドラ架設と違いコストが安く抑えれるところになるのですが、その反面法律部分はしっかりと遵守する必要がございます。

気軽には飛行出来ません。

事前に道路使用許可や所有者、近隣施設からの許可取りは必要になります。

それらを全てクリアした状態で飛行をさせています。

今後、ドローン建物点検の需要は拡大すると思いますが、上記の部分を理解していない業者が行ってしまうと、その業者はもちろん所有者様にも刑罰の対象が及ぶ場合がございます。

しっかりとした知識を持って行う事が重要です。

さて、撮影ですが、今回は北面、南面、東面の撮影でした。

東面
南面

例えば、東面は太陽が登ってから1時間程度しか撮影出来なかったりします。

日の出前から待機をして、太陽光を浴びたらすぐに撮影を開始していきます。

割と時間との勝負になります。

25m離れた地点で撮影

事前にドローンでの離発着許可を頂きました土地から撮影していきます。

東面は失敗すると無条件で次の日やり直しです笑

南面はずっと太陽光が当たっていたのでゆっくりと隅々まで撮影していきます。

現状の状態は個人情報に関わるので、ここでは記載出来ませんが、異常箇所などをしっかりと点検しております。

ここまで、東面と南面撮影で11時。

いいペースです。

お昼までの残り1時間は1〜2階部分の打診調査をしていきます。

弊社はドローン点検を行っている訳ですが、決して打診調査を軽視している訳ではありません。

叩ける部分は叩いて調査した方が良いというのが我々の考え方です。

ただ、人間の手では叩ける範囲が限られている、それ以上の階数を叩きたいならば足場建設するしかない、それだとコストが…

の為のドローンです。

打診検査、目視検査、赤外線検査、可視検査、全てをミックスして建物点検を実施するのが1番の理想であります。

上記のように割れやコーキング劣化は目視で確認し、撮影していきます。

何が何でもドローンで!という訳ではありません。

50m先から撮影

北面は街路樹があったり、歩行者通路と市役所の建物が近すぎて遠方から撮影するしかありませんでした。

そこで活躍するのが、望遠付カメラ!

DJI H30T

光学ズーム400倍の多機能カメラを搭載し、撮影していきます。

このカメラがあれば、50m離れた位置でも肉眼よりも綺麗に撮影が可能です。

くっきりと撮影出来るので、撮影がしにくい環境下でも安心して撮影が可能。

このカメラは本当に素晴らしい。

北面の撮影を終えて14時。

7:30から撮影を開始して14時で地上6階、屋上モニュメント、屋上雨漏れ点検の全ての撮影を完了。

撮影機材は2機体制、パイロット及び補助員合計7名で業務を遂行する事が出来ました。

皆様、ありがとうございました♪

人口減が進んでる日本において、高層建造物の維持という問題はこれから大きくなることでしょう。

大型マンションに住む人間が少なくなると住民の共益費や修理予算など個人負担金が増えていきます。

また修理コストも的確な場所の判断をせず修理をしてしまうと無駄な部材の発注や人件費増に繋がってしまいます。

そのような意味で、ドローンによる建物点検は今後絶対必要になってきます。

弊社は今後も行政建物や共同住宅などのご依頼をいただきながら皆様へ知識を教育するスクールも開催していきたいと思っています。

気になる方は是非お問い合わせくださいませ!

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