RTK【リアル・タイム・キネマティック】
皆様、こんにちは!
太平自動車学校の秋田太平ドローンスクールです。
いきなりですが、皆さんはRTKというものをご存じですか?
以前この記事でお伝えした「GPSを過信するな!」でも少々触れましたが、GPSは数メートルずれますよ~の補足です。
詳細はこちらから↓↓↓
GPSは衛星から位置情報を拾い、どこにいるか教えてくれますが、必ずしもビンゴの位置ではない!という事でしたが
じゃあ、ドローンで農薬を散布しよう!や正確なマッピングがしたい!に対応出来ないじゃないか・・・
となる訳なんですね。
せっかく自動航行という機能があるのに・・・
特に農薬なんかは危険薬品に該当するので2mズレて車や人にかかってしまったなんて事になったら一大事になってしまいます。
それを補正するのが表題のRTK【リアルタイムキネマティック】というものなんです。
簡単に言うと
GPSからの信号を中継機器として経由してドローンにより正確な位置を伝えるという役目になります。
ホントにざっくりとした説明になりますが(〃艸〃)ムフッ
ドローンもGPSから相互受診、RTKアンテナもGPSと相互受診をいて正確で高度な位置情報を発信しているんですね。
互いに互いを尊重し合ってる関係性です!
このRTKアンテナがある事により、数メートルズレる位置が僅か数㎝までの範囲になります。
これで農薬散布や正確なマッピングが可能となります。
こちらのアンテナですが、大きく分けると3つあります。
1.固定式RTKアンテナ
電波塔や電話基地局に取付して使用する。取付した場所から半径30キロ圏内で使用が可能になります。
最近では農事組合さんなどで購入し、地域の農家さんと共有しながら活用する方も増えています。
ちなみに中国ではもはや当たり前の光景なんだとか
2.移動式RTKアンテナ
アンテナを持ち運びます。半径30キロ圏内は無理ですが、どこでも使用出来るのがメリットですね!
DJI D-RTK2 約38万円~
3.ネットワークRTKアンテナ
キャリアメーカーの電話基地局回線を月々使用料を払って使用する。
ソフトバンク「ichimill(イチミル)」
ドコモ「IoT高精度GNSS位置情報サービス」
どちらも使用料は月々3,300円~
ソフトバンクは国内に4000基の基地局
ドコモは国内に1300基の基地局があります。
ドコモの場合は、月契約が出来るので使用しない月は解約出来るのがメリットです!
このようなツールを使う事でドローンの性能を余す事なく発揮できます。
是非、皆さんも参考にしてくださいね~
良く分からんって方は是非無料説明会にご参加ください!
じっくり教えますっっ☺
本日はここまで
またの更新をお楽しみに~