8月3日ドローンライセンス制度の大枠が固まる

ドローン情報

皆様こんにちは!

太平自動車学校

八郎潟太平自動車学校の

秋田太平ドローンスクールです。

さて、以前ドローンライセンス制度について記事にしておりました。

ついに大枠が決まり、ライセンス制度に向けた流れが始まります。

施行は本年12月からとなります。

今回はその部分にフォーカスしたいと思います。

全体の大まかな流れを知りたい方は、無料説明会を受講してくださいね~

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Contents

ライセンス制度について

まずは、おさらいからです。

ライセンス制度については過去ブログでもご説明しているので簡易的に、

ライセンス制度は、レベル4を飛行する為に新設される制度です。

レベル4・・・有人地帯をドローンが飛行する。

漫画の世界観です。都会の街中をドローンが飛行している状態がレベル4です。

これは、妄想とか夢ではなく「国策」になります。

国としてドローンで物資を届ける未来が必要という判断な訳です。

従来の法律では街中の飛行は完全に禁止されておりました。

安全を担保出来ない、機体を管理出来ないなど様々な懸念材料を着実にクリアし、2022年12月に新設されるのです。

ドローン登録の義務化、機体の安全証明、ライセンス制度の新設が大きな課題だった訳です。

もぐりのパイロットではなく、国が定める試験基準を合格した者がレベル4飛行を出来るということでございます。

操縦ライセンスは一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の2つが作られる予定で、レベル4のようにドローンを見ずに街中にてドローンを飛ばすためには、一等無人航空機操縦士が必要となる予定です。

二等無人航空機操縦士は現状のレベル1からレベル3の飛行に相当し、レベル4以外であれば二等無人航空機操縦士で対応できます。

操縦ライセンスは運転免許と同様に取得したらずっと有効なわけではなく、3年ごとに更新が必要となる予定です。

免許取得方法

一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士のどちらを取得するにしても、

国土交通省が認定したドローンスクール(登録講習機関)で講習を受け修了審査に合格し、指定試験機関で学科試験や身体検査を受けることになります。

自動車運転免許と一緒ですね。

教習所に入校→教習所の卒業試験を受け修了証を貰う→免許センターで筆記試験を受ける→免許発行

このような流れになるようです。

操縦ライセンス取得のためには学科試験と実地試験の2つをクリアする必要があるため、スクールを受講していない方は、かなり大変になることが予想されます。

民間スクールを受講している方は、実地試験は免除となり筆記試験のみになります。

このメリットはかなりでかいと思います。

指定試験機関とは?

国が指定する最終試験機関のこと

ドローンの免許制において、最終試験は国の指定機関が担当することが明確化されました。

いわゆる運転免許センターという位置づけになりますが、試験機関は全国で1法人と定められています。

つまり、1社しか免許センターは作られないという事になります。

直接試験を受けたい方は、ここに出向かないといけないという事ですね😂

地方に住む我々としては少し現実味のないお話ですね(・。・;

ちなみに、身体検査は免許証で代用可能、筆記試験はオンラインで全国どこでも受講可能という予定です。なので最終筆記試験でその1社に出向く必要はないとの事です。

登録講習機関とは?

国土交通省から訓練認定を受けたドローンスクール

いわゆる教習所ですね。民間のドローンスクールがこの登録講習機関を目指していく訳です。

弊社もこの登録講習機関となるようにこれから手続きを始めていきます。

この登録講習機関は具体的に何をするのか?

座学と実技の訓練です。

免許を取得するにあたって基礎一般知識の講義、基礎実技訓練飛行などを国土交通省が定めた試験基準を国土交通省に代わって指導する立場になる訳ですね。

免許取得するならドローンスクール受講がベター

原則は、民間のドローンスクールの修了試験に合格できないと最終試験を受験できないため、全くの初心者や高齢などの理由で不安がある方は、スクール受講がベターです。

車の運転免許は新規に免許を取得する人の95%以上が民間の自動車教習所の卒業としているため、ドローンの免許制でもほとんどの方が民間のドローンスクールを受ける流れになるかと思います。

必要受講時間学科実地
初学者1等:18時間以上
2等:10時間以上
1等(基本):50時間以上
1等(目視外):7時間以上
2等(基本):10時間以上
2等(目視外):2時間以上
経験者1等:9時間以上
2等:4時間以上
1等(基本):10時間以上
1等(目視外):5時間以上
2等(基本):2時間以上
2等(目視外):1時間以上

1等無人航空操縦士(経験者):合計24時間以上

1等無人航空操縦士(初学者):合計75時間以上

2等無人航空操縦士(経験者):合計7時間以上

2等無人航空操縦士(初学者):合計22時間以上

※現在民間資格をお持ちの方も追加補修が必要になります。その場合は経験者コースになります。

直接試験も受けれる?

直接指定試験場に行き、受講する事も可能です。

間違いなくその方がコストが抑えられます。

但し、その場合は・・・

筆記試験+実地試験+口頭試問の3つを受ける必要が出てきます。

まぁ、簡単ではないと思います。

民間スクールでも実技試験で緊張などで苦戦する人が多いように、操縦ライセンスの実地試験で苦戦する人も出てくるはずです。

ましてや地方に住む方がその試験場に何度も行き来する事で時間やコストが大きく発生する事でしょう。現時点で指定教習機関は公表されておりませんが、間違いなく秋田ではないかと・・・

未だ発表はないですが、

おそらくそれなりの企業で首都圏に作られると思っています。

免許ないとドローン飛ばせないの?

そんな事はありません。

まだライセンス制度は義務化ではありません。

レベル4飛行についてはライセンス必須になりますが、

レベル3までの飛行は民間ライセンスや自身での国土交通省への許可申請で飛行出来ます。

よって、自身がライセンスが必要な段階なのかどうなのかを慎重に吟味することが必要となります。

趣味で飛行させている方などは慌てて免許にする必要性もないですね。

ただ、気をつけなければいけないこととして、

この民間スクールライセンスから国有ライセンスへの移行が経過措置であることです。

現段階では、民間ライセンスと国有ライセンスは共存していくことが発表されていますが、

今後ドローンにおいて人身事故やドローンの重大な瑕疵が見つかった場合は、

法律もすぐに改訂されていきます。

ある日突然に、民間ライセンスはなくなり、ドローンを飛行させるには国有ライセンスが必須!になる可能性も高いです。

あくまで個人的な意見となりますので参考までに。

スクールはどこでもいい訳ではない

ここまで何となくライセンス制度の概要は見えてきましたでしょうか?

良く分からない・・・というかたは是非無料説明会を受講してくださいませ🤝

さて、一番重要になってくるのは免許にしたい場合はどこのスクールを受けるのか?

1等資格が取りたいのか?2等資格が取りたいのか?

どこでもいい訳ではありません!

登録教習機関には以下のように3つ区分けがされています。

  • 一等無人航空機操縦士までの講習が可能な機関
  • 二等無人航空機操縦士のみの講習が可能な機関
  • 技能証明の更新に必要な講習が可能な機関

2022年9月5日から民間ドローンスクールの講習機関の登録の事前申請が開始されるため、登録教習機関になりたいスクールは実習場所、実習機、設備、教材、講師を揃えて申請しなければいけません。

国土交通省に認定されているドローンスクールは1200校以上あり、それぞれのドローンスクールを管理している団体によって施設や実習機やカリキュラムなどが異なっているため、これらをある程度統一しなければいけません。

今までは、多くの民間ドローンスクールは民間管理団体によって管理されていました。弊社はJUIDAが管理団体となっております。民間のドローンスクールを管理する管理団体は全国で87あるといわれています。

大多数の民間スクールは上部団体を置いて運営している訳ですね。

しかし、免許制になるにあたりスクールごとに国が管理する形と変更になります。

管理団体というカテゴリーは消滅する訳です。

しかし管理団体がいなくなると民間スクールとしては、法改正に追いつかなくなったり、実技の時間が異なったり、異なったカリキュラムで講習をしてしまったり、教材の供給がされなくなったりと大多数のスクールに混乱が生じる可能性があります。一定の水準を満たすものについては民間の講習機関が作っても良いとなってはますが、簡単ではない問題です。

よって、国家資格のカリキュラムについては国土交通省の監査が絶対になります。

しかし、1200校を超えるスクールの監査を国土交通省が行うのは不可能に近いです。

その為、外部監査を委託するという事が発表されています。

この外部監査を行うのが既存の管理団体になると言われております。

管理のプロが国土交通省の定める基準に添って監査していくわけですので、この監査を乗り切れれば胸を張って免許スクールとして告知ができそうです。

まとめ

資格取得を目指す方からすると関係のない話のように聞こえるかもしれませんが、スクールとしても外部監査に合格し、登録教習機関として正式に認可を受けないと免許発行へのアシストが出来ない訳です。

免許発行へのアシストをしないドローンスクールさまも当然あると思います。(登録教習機関にならないという意味です)

民間ライセンスが共存の内は、民間ライセンスのみ運営するスクール様も多いと思います。

民間ライセンスも発行せずにドローンの使い方をレクチャーする企業もあるかもしれません。

弊社もオリジナルコースであればライセンスの発行はしておりません。

どれがいいという問題ではなく、自身がどのようにドローンと関わるのかが重要という訳なんですね。

それによって、入校するスクールが変化すると思います。

実際にどれぐらいの団体が申し込みをするのかは9月5日以降にならないと不明です。

ドローンスクール=免許の為の修了証が発行が出来る

と思い込みをしないように気をつけましょう!

その為の無料説明会だと思ってくださいませ♪

弊社スクールは二等無人航空操縦士はもちろん、一等まで目指して登録教習機関を目指す予定です。

講師としての経歴年数と飛行実績も含めると目指せないハードルではないので頑張る所存であります。

その場合は、改めてブログなりSNSで発表させて頂きます。

最後までご覧頂きありがとうございました。

またの更新をお楽しみに~


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